読書するなら覚えていたい。
内容を忘れてしまっては時間を無駄にしたよう気になってしまいます。
そこで、記憶に残りやすい読み方対決として、今回は音読と黙読をあげてみます。
音読なんて、小学生以来してません派。
まあ正直なところ、私が真面目に音読したのは小学生のよみごえくらいなもので、音読という音読はあまりしていません。
ですが、会社の中では、毎朝念仏のように企業理念を唱えるところもあるようですし、何より分かっておきたいということで、調べてみました。
音読の場合。
音読することは、文章をそのまま逐語的に、一時的に保持する場合には有効である 文章を逐語的に記憶する場合には有効である
音読は一時的に記憶する点と一語一語入念に読み解く点において良いということですね。
精読の際、使えるかもしれませんね。もしや、企業は社員に理念を精読させていた!?
さて、一時的に記憶する場面を考えてみました。
音読を使うべき時。
- メモを取ることの出来ない場面。
- 人の名前を覚えたいとき。
- 買うべきものをメモに書き入れるまでの間。
記憶という面において、短期記憶であることは、すぐに音声なり、メモを取ることが可能な、現代ではあまり用途が無いように思えます。
黙読の場合。
文章の内容を長期間保持しようとする場合には黙読の方が有利であると結論できよう。
黙読することは、文章を逐語的に記憶するというよりも、文章内容を体制化して記憶する場合に有効であり、その効果は音読の場合よりも永続的であることがわかった。
黙読の方が読書に合っているようですね。
黙読すれば、文章をまとまりとして捉えることができ、音読に比べて記憶に残りやすいと言えます。
黙読を使うべき時。
- 物語の全体像を把握したいとき。
- 記憶したいものを読むとき。
- 人に聞かれたくないとき。
黙読を普段からしている人は多いと思います。
音読に比べ、する機会が多く長期記憶にも良いみたいですね。
読書を記憶するには黙読で決まり。
音読は一語一語入念に読み込む際には有効ですが、黙読と違って長期的な記憶には向かない。
ですので、記憶という面において、黙読は音読よりも優れているという結論です。
おわりに
音読、黙読両方の優れている点や、劣っている点をあげてきましたが、いかがだったでしょうか。
個人的に、音読の逐語的効果は興味深いものでした。それでは。