図書館へ本を寄付する方法&そのメリットとデメリット

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この記事は約5分で読めます。

図書館へ本を寄付する方法が知りたい。
どんな本でも寄付できるの?
寄付すると何かメリットがあるの?
こんな方向けの記事だニャ!

この記事を読むことで
・寄付するかどうか改めて判断できる
・寄付の手順を知り、安心して寄付することができる
・図書館の欲している本を知り、寄付したい本とのマッチングをはかる
これらのことができるゾ。

「図書館 本 寄付」などといったキーワードで検索してこのブログを開いて下さったかと思いますが、ほとんどの図書館では本を贈ることを”寄付”ではなく”寄贈”と呼ばれているので、それに倣っていきます。

まず、図書館側の寄贈に対する視点を確認することで、どのような本でも寄贈を受付けて貰えるわけではないことを確認していきたいと思います。

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図書館側の視点

書籍寄贈の前提条件

図書館への書籍寄贈にあたって、以下の引用文と同じような条件を承諾する必要があります。

図書館では、市民の方からの寄贈をありがたく頂戴していますが、既に所蔵している図書との関係もございますので、どこでご利用させていただくかなどをお任せいただける場合にのみお受けしております。

岡山市立図書館

「寄贈した後の取り扱いについて、とやかく言わないでね。」ということですね。

受け取り不可の書籍

以下のリストに挙げる書籍は多くの図書館で寄贈のお断りをされます。

  • 汚れのある本 (カビ、しみ、ホコリ、書き込み 、サイン、蔵書印)
  • 本体にシールが貼ってあるもの
  • 日焼けした本
  • 壊れている本( 切り取り 、破れ)
  • カバーがない本
  • 他の公共図書館のラベルが貼ってあるもの
  • 他の公共図書館でリサイクルされたもの
  • 古い実用書( パソコン操作ガイドブック、料理本、旅行ガイドetc…)
  • 通販のカタログや付録
  • 古い百科事典や全集
  • 学習参考書
  • 収集していない雑誌及びマンガ

図書館が必要としている書籍

お断りされる書籍とは逆に、図書館が必要としている書籍を以下のリストに挙げます。

  • 郷土資料( 学校史、社史、町内会史、記念誌 etc…)
  • その地域出身の著者が執筆・作成した図書
  • 予約の多い本(予約ランキングリンク例→ 大阪市立図書館 )
  • 出版後およそ5年以内の図書
  • 子どもたちに人気がある児童書
  • 状態の良い児童書、絵本、紙芝居

CDの寄贈可の図書館もある。
著作権法上の制約があるため映像資料(VHS、DVD)は不可。

寄贈する、あなた側の視点

ここまでは図書館側の視点の話でした。これからは寄贈しようと思っているあなた側の視点から寄贈について見ていきます。

メリット

  • 管理コストの低下
  • 地域住民に貢献することで満足感を得ることができる
  • 図書館の定めた基準を満たすことで顕彰される場合がある

管理コストの低下

自宅に保管してあった本を、寄贈により図書館管理とすることで、自宅にはスペースが生まれます。新しい本を手に入れることもできます。もしも、また読み返したくなったとしても、図書館へ足を運ぶことで、その本を読むことができます。

地域住民への貢献

自分が読み返す必要がない本を提供することは、次の読み手にとっては大変ありがたいものです。地域に貢献することに重きを置いている方にとって、充実感や満足感を得られることでしょう。

表彰される

図書館によっては、条件を満たすことで表彰を受けることができます。表彰状は貢献した形であり、証でもあります。上と同じく、充実感を得られるでしょう。

デメリット

  • 一度、寄贈すると返却はできない
  • 閉館中や他の人が読んでいたり借りていると自分は読めない
  • 書籍の利用回数が少ないなどの理由により、閉架書庫へ移動、または破棄されることがある

寄贈すると返却はできない

一度、寄贈を承諾すると返してもらうことはできません。不可逆ですので、良く考えてから寄贈することが望ましいでしょう。

読み返しの時間的制限がかかる

寄贈した書籍をまた読み返したくなることもあるでしょう。図書館へ行けば本棚に並べてあり読み返すことができます。借りる事もできるので自宅でゆっくり見返すこともできます。

ですが、閉館時間中や他の人が借りている場合は図書館への返却まで待たねばなりません。そういう意味で読み返したいときに時間的制限がかかります。

寄贈後の取扱いは不明である

はじめに書いたように、前提条件として、寄贈後の取扱いは図書館側に任せられます。書籍を読み返したいときに図書館の本棚に並べていないときも考えられます。

年数の経った書籍や利用されない書籍は閉架書庫に移されます。閉架書庫にある書籍も受付にお願いすれば取りに行ってくれますが、時間がかかります。

そのちょっとした一連の手順を踏むことが意外に煩わしかったり、ためらったりすることがあります。
また、あまりに利用されない等の理由で破棄される場合もあるでしょう。

寄贈した方が良い本と寄贈しない方が良い本

以上のメリットデメリットから
寄贈した方が良い本と寄贈しない方が良い本が浮かび上がります。

再読しない本や、一般的に人気のある本は寄付しても良いが、
”あなたが頻繁に開く本や貴重な本は寄付しない方が良い。”

なぜなら、デメリットでも言ったように閉館中や貸出中は見ることができない。そして、貴重な本は部数が少ないため、一般的に認知度が低く図書館で利用されないことが多いからです。

しかし、どうしても自宅の本棚を整理したいという方は、寄贈しても良いかもしれません。

寄贈された本の行方

  • 透明のカバー、ラベルを貼られ図書館の棚に収められる。
  • 古くなった本や、複数冊ある本等はイベント時に無料配布される。
  • 図書館以外の施設での活用
  • 公共団体への譲渡

主に、以上のリストように扱われます。

書籍寄贈の手順

1. 図書館へ問い合わせる

直接図書館の窓口へ行く、または電話で寄贈したい旨、冊数を伝えるなどして、寄贈手順を確認する。
冊数が多い、重い、遠いなどの場合は送付可能かどうかを確認しておく。

送付した場合の料金は自己負担。

2. 図書館窓口へ持参する

冊数が多い場合、図書館に寄贈のお断りをされた書籍を受け取りたい旨を伝えておき、後日に回収に行くとスムーズに受け取ることができる。
寄贈のお断りをされた書籍は着払いにて返却してもらえる場合もある。

3. 「寄贈申込書」への記入、提出

図書館により記入欄は様々ですが、主にタイトル、著者、出版社、出版年、冊数、氏名、住所、電話番号等を記入して寄贈書籍と共に提出します。
提出後、受領証が貰える図書館もあります。
以上で無事、寄贈完了となります。

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