本を探す方法は色々ある。現代にマッチした本の探し方は、ネット上のデータベースを利用して、次の一冊を決める方法ではなかろうか。
なぜなら、書店等に直接出向いて足で探すというアナログな方法は、本との出会いという運命を感じる反面、時間も体力も必要で”ハードルが高い”という方も少なからずいるからだ。
また、便利な道具は便利に使ってこそ、その価値を最大限に使用できるという個人的な意見もあるからだ。
本記事では、多種多様な本の探し方について紹介する。
芋づる式に本を探す
あなたの興味関心から芋づる式に次の一冊を選び出す方法。あなたが読んだ本のジャンル、関連キーワード、著者名を抽出し、それらを手がかりに本を探してゆく手法。
調べるキーワードが思いつかない方もいるかと思います。そんな方におすすめなのは、Wikipediaのカテゴリページです。
あなたが興味関心のある項目をキーワードにしても良いですし、もう少しリンクを深堀りしてみて、気になったキーワードを検索キーワードとしても良いかと思います。
更に以下のサイトの検索欄に放り込むことで連想キーワードを調べることができるので、気になるキーワードを見つけてみましょう。
連想キーワードを調べる
検索キーワードの”調べ方”、”本”、”キーワード”、”百科辞典”、”関連キーワード”を一括表示する。特に”関連キーワード”は検索キーワードを抽象化した単語を直感的に表示する機能が便利。
文章から連想されるキーワードや本を教えてくれる。一致検索では、タイトル、作品、人物での検索も可能。
古書から探す
絶版本・品切れ本を投票で復刊【復刊ドットコム】
入手困難な貴重な本を入手することができる。幼い頃に読んだ懐かしの本を手にとってみませんか？
古本を取り扱っているので安い。検索すると、巷の書店では見かけない本がわんさかと出てくる。
古書をメインに取り扱っているため、他のサイトで見つからなかった本もこのサイトなら、割と置いてある印象を受ける。
本の街神田新保町の古書書籍を一括検索します。 言葉や文章から連想される書籍を検索できる連想検索や書誌の検索にも対応しています。
キーワードで探す
読みたい本に必ず出会える【honto電子書籍ストア】
丸善、ジュンク堂、文教堂に置いてある本を一括検索できる。また、電子書籍にも対応している。詳しく検索できるので素早く簡単に本を見つけられる。
国立国会図書館とは国会に属する唯一の国立の図書館です。そのデータベースから国内外の資料を検索できます。
目次、論文、人物、参考図書など、いくつものデータベースを横断して検索することができる。
国内で発行された紙の書籍・電子書籍、約230万点の中から検索することができるサイト。
ありとあらゆる国の書籍、電子書籍、オーディオブック、映画、テレビなど、数百万のフィクション作品の中から人、場所、トピック、ジャンル、キャラクターなどで検索できる。
なか見!検索では、本文中に使用された言葉も検索対象にあたるため、通常のAmazon検索結果では見つからない書籍も検索結果に表示される。
セブンアイホールディングスの通販サイト。書籍・コミック・雑誌など約340万点から探すことができる。
楽天の通販サイト。電子書籍、書籍、雑誌などから検索できる。ジャンルも細かく選べる。
Webcat Plusの軽量版。連想検索機能等が省かれているが、一般使用の場合はこちらの方が高速。
本の街神田新保町の新刊書籍を一括検索します。言葉や文章から連想される書籍を検索できる連想検索や書誌の検索にも対応しています。
Amazonの通販サイト。ディスカウント欄をクリックすれば、10％OFF～50％OFF以上とセール商品も探すことができる。
一括検索して探す
ヤフオク、モバオク、Amazon、楽天、ヤフーショッピング、セカイモン、以上のサイトでどのような書籍が売り買いされているかを一括検索できる。
想−IMAGINE Book Search | 多様な情報源の想いを連ねて発想しよう!
日本の古本屋、じんぼう、We bcat Plus、Wikipedia、以上のサイトを一括検索できる。細やかな検索がしたい場合は各サイトを訪れよう。
Amazon、楽天ブックス、セブンネットショッピング、紀伊國屋書店、honto、HonyaClub.com、スーパー源氏、日本の古本屋、以上のサイトを一括検索できる。
本の内容から探す
書籍の内容から全文検索から探したいならこれ。世界最大級のインデックスから探すことが可能。
読みたい本が明確にあるが、タイトルも著者も分からない。そんなときは、内容だけをヒントに誰かに探してもらおう。もしかすると、教えてもらえるかもしれない。
上と同じく、内容から教えてもらえるかもしれない。また、このような本が好きだと提示して相談すれば、おすすめの本を教えてくれる場合もある。
同上。複数サイト質問しておくことで、多くの人の目に触れるので、回答される確率が上がるかもしれない。
無料で読める本を探す
日本中の図書館にある本を一括検索できる。地域を設定することもできるので、直接図書館へ行く前に今すぐ借りれるかどうか確認しておくと良い。
著作権の消滅した有名作品をXHTML, TEXTファイルで無料ダウンロードできる。
こどもの本を探す
子供用の本検索に特化したサイト。対象読者年齢も詳しく選べるので、自分の子供にマッチした本を選びやすい。
アプリで探す
honto with – 「丸善」「ジュンク堂」「文教堂」の在庫が検索できるアプリ
hontoのアプリ。スマートフォンで利用する方向け。
みんなの読書レビューを閲覧できる。自分の読んだ本を記録することで、同じような嗜好の読者が読んだ本と関連づけられ、おすすめされる。
飛び石式に本を探す
おすすめ本、販売数ランキングなどを手がかりに、 飛び石のように自分の興味関心を超えて、次の一冊を選ぶ手法。以下のサイトからベストセラーランキング、アクセスランキングを覗いてみよう。
ベストセラーから探す
Amazon、honto、楽天ブックスのランキングを一度に見ることができる。2004年～2020年現在までのランキングも閲覧可能。
書籍、電子書籍、文庫本など、ランキングジャンルを選ぶことができる。
数あるランキングの中でも利用者数はおそらく最多だろう。ジャンルも変える事ができるので、新しいジャンルの本を見ると面白いかもしれない。
最新、日別、週間と集計期間を変えて選ぶことができる。2015年～2019年までの年間ランキングも発表されている。
売れ筋順やレビュー順に並び替えることで、人気の本が分かる。気になる本はレビューを見てみよう。
著者別のベストセラーランキング。古本がメインなので、普段では目にしない本のタイトルとも出会える。
日本の古本屋で売れている出版社のランキング。大手の販売店ランキングでは、なかなかお目にかかれない出版社があり楽しい。
アクセスランキングから探す
青空文庫の作品からよくアクセスされる作品を選ぶことができる。
本日が誕生日の作家さんが閲覧できます。ランダムに作家さんを選び読み始めるのも一つ。
カーリルを利用している皆が、読みたいリストに追加した本のランキング。
さいごに
次の一冊、見つかりましたでしょうか？私は本を探し出すと積読になるほど溜まってしまうことがよくあります。
そのようなときは、「本を読む本」を参考に速読で終わらせてしまうのも一つだと思います。まだ、読んだことがない方はぜひ読んで見てくださいね。
