トイレに籠もっている時間ってなんとなくヒマ…。
本を読むことが好きなあなたはトイレでも本が読んでしまう。
そのうち、その日の気分で本を選びたいと考え、数冊並べられる「本棚があれば便利だなぁ」という気持ちが沸き起こる。
たしかに、トイレに本棚があれば、あなたの読書クオリティーは高まるだろう。
しかし、そのような衝動的な欲望があるときは負の側面を見逃しがちになる。
トイレに本棚を設置したあとに「こんなはずでは・・・」と思うことがないように、事前に負の側面を紹介しようと思う。
トイレに本棚を設置する3つのデメリット
ここでは3つのデメリットを紹介する。
- あなたへの印象が悪くなる
- 快適性の低下
- 病気のリスクが高まる
大きく分けてこれら3つのデメリットがある。
①嫌悪感をもらたす
習慣というのは恐ろしいもので、何気なく行っている行為にあなた独自の価値観があることを忘れさせる。
たとえば、トイレでの読書は、それが当たり前だと育てられていない人にとって多大な嫌悪感をもたらす。
来訪者へトイレを使用してもらう際、「トイレに本棚!?」とあなたの衛生観念を疑われることもあるだろう。
離婚原因の1位に性格の不一致が挙げられるように、特に同居人には、トラブルを回避するためにも確認を取るのがよい。
②ニオイうつり
トイレに常備した本は排便後のいや~なニオイをぐんぐん吸い込んでしまう。
なぜなら、本は紙からできているためだ。
一般的に紙はニオイを吸着しやすい性質をもっている。
そして、本棚に並べられた数々の本達は、そのいや~なニオイを発する芳香剤としての役割を忠実にこなすことだろう。
あなたは、それでもトイレに本棚を持ち込みたいだろうか?
③便秘や痔の原因になる
トイレに最も関係する病気は「痔」である。
そして、排便時間が長くになるにつれて肛門付近へ血がうっ血し、痔になるリスクは高まるのだ。
森永乳業が2014年に調査したレポートによると日本人の排便時間は平均5分41秒と報告されている。
しかしながら、トイレで読書を始めると5分程度では済まないのでは無いだろうか?
数種類の本が並べられると、たとえ飽きても次の本に手を伸ばすことが可能となる。
すると、以前よりもトイレにいる時間が伸びてしまうだろう。
トイレ読書のデメリット対処法
すべてのデメリットを同時に対処するのは大変難しいところだ。あなたが許容できる範囲で試してみよう。
本棚を隠す
扉つきの本棚やカーテンなどで本を見えないようにするといい。外見はスッキリとし、掃除も手軽になる。
たとえば、、以下のような扉付きの棚がいいだろう。
以下の商品では本がたくさん収納可能。キャスターが付いているため、移動も簡単だ。
あなた専用のトイレとする
トイレが1F・2Fなどと2箇所以上ある場合、同居人と折り合いをつけて、いずれかをあなた専用のトイレとする。
たしかに説得するのは大変だろう。だが、居心地の良い自分だけの空間で思う存分読書に励むことが可能となる。
トイレ専用の本にする
本にニオイがうつるとはいえ、そういうものだ、と割り切って考えられるならばトイレ専用の本するのもいいだろう。
トイレから持ち出したりしなければ、嫌悪感を覚える人も比較的に少なくなる。
オーディオブックを使用する
本をトイレに持ち込む必要すらなく、図書館級の種類から本をチョイスできる。
Bluetooth接続イヤホンを使用すれば、衛生面・外見面からも申し分ない。
排便後すぐさま外へ出ても、引き続き読書を楽しむことができる。
長時間トイレに居座る必要もなくなり、皆ハッピーだ。
ちなみにおすすめのオーディオブックサービスはAudible。初回無料なので、試してみよう。
さいごに
今記事ではトイレに本棚を設置する前に知っておきたいデメリットを3つ紹介した。
トイレに本棚を設置したいほどの読書習慣を身に着けているほどであるから、今回紹介したデメリットはデメリットになりえないかもしれない。
まあ、知っていてやるのと、知らずにやることは大きな違いがある、ということだ。